特集

豊かな未来へ羽ばたけさいきっ子!

こどもの笑顔は佐伯の元気
豊かな未来へ羽ばたけ、さいきっ子!

 こどもの心身ともに健やかな成長と笑顔あふれるまちづくりを目指し、子ども・子育て支援事業を進めています。その1つが、平成26年度からスタートした「佐伯市こどもミュージカル」。記念すべき10周年を迎えるにあたり、クリエイティブ国際交流部、表現教育ミュージカル舞台部、軽音楽部、サポーター部という4つの部門に分かれ、これまで以上に活動の場を広げています。

 

発足当初から団体を支えてきた総合プロデューサーに、
節目への思いや地域への感謝、今後の展望を語ってもらいました。

こどもが輝くと、まちが輝く

佐伯市こどもミュージカル総合プロデューサー
野々下 留美さん

「佐伯市こどもミュージカル」が発足した10年前、つないだ小さなこどもたちの手は、今では演出や団をリードする頼もしい姿になりました。節目となる今年は生演奏行う軽音楽部やクリエイティブ・国際交流部を新たに創設し、それぞれの個性が輝く場所で活躍しています。支えてくださった地域の方々や、芸術指導者のみなさん、そして素晴らしいこどもたちに出会わせてくれた保護者のみなさんへ感謝し、今後も仲間とともに、伝え合う力を磨き合い、まちに元気を届けたいと思います。私たちの活動が今を生きるすべてのこどもたちに、笑顔の未来をつくることを願っています。

 

今後の公演のお知らせ

10月29日(日)
「祈り、ずっと先まで」~菊姫に想いを寄せて~

10月2日(月)~販売開始

[ところ] さいき城山桜ホール 大ホール
[時 間] 開演14時~(開場13時30分)
[チケット] 1階指定席 1,500円/2・3階自由席 1,000円

お問合せ

📞090-5944-0816(受付は17時~21時)※指定席のみ

✉ saikikodomo@gmail.com

さいき城山桜ホール

📞24-2228※自由席のみ

10/16(月)~11/12(日)

旧三余館では10周年を記念し、懐かしい写真展示や衣装体験などの企画を行っています。ぜひご来場ください!

こどもミュージカルでは10周年を機に「伝統文化」「国際交流」という2つのキーワードで取組をスタート。郷土愛を育み、世界的な視野を身に付ける活動が未来へと続きます。

語学を学びながら多文化に触れることで、クリエイティブに国際社会を生き抜く力を育てます。

世代間交流を育み、 親子でたくさんの経験を積む

 小さい頃は恥ずかしがり屋でしたが、入団してソロなどの経験を積み、自信が付いたように思います。学校でも学級委員になるなど積極性が出てきました。

 小学1年生から入団したので、年上のこどもたちがとてもよく面倒を見てくれました。成長するにつれて今度は自分が年下の子の面倒を見るなど、同世代ではできないコミュニケーションを学べます。また学校でも学年は違っても劇に出るこどもで集まって練習したり、日常の生活での世界が広がっています。

 今度は初めて国際交流の一環で韓国に行きますが、親子でたくさんの経験ができるのも楽しみです。

千田 愛さん・ 龍空くん(11歳)

所属:舞台部・クリエイティブ国際交流部

龍空くん

もっと歌が上手になりたい!家や学校で台詞覚え、練習にも励んでいます。

 宇目神楽や堅田踊りと共演したり、今年は地域で愛される菊姫をテーマとした舞台づくりなど、価値ある歴史を舞台にしながら、多くの人に佐伯の文化を知ってもらうきっかけをつくります。

入団をきっかけに自分の思いを よりアピールできるように

 もともとミュージカルや舞台を見に行くのが好きで、キッズコーラスを経て小学校1年生の時に入団しました。人前に出て踊ったりするのは好きでしたが、入団してさらに自分の意見をしっかり伝えられるようになりました。

 親として成長できたのは、見守ることの大切さ。1年生の頃から宿泊体験があり、最初は不安でしたが、送り出す勇気をもてるようになりました。

 先生が練習風景の動画などを定期的に送ってくれるのが楽しみで、親子でのコミュニケーションのきっかけになっています。役を演じることで地域や伝統への理解が深まるのも良いですね。

坂本 美沙さん・成未ちゃん(10歳)

所属:舞台部・クリエイティブ国際交流部

成未ちゃん

伝統芸能の踊りは、いつものダンスとはまた違う楽しさがありました!

 

 

地域が手を取り、こどもが輝くまちづくりを

 市では「いつも子どもがまんなか」をスローガンに掲げ、こどもたちが心豊かに生き生きと育つ支援を行っています。地域に活力をもたらし、未来へつながるこどもたちを、地域で支え合って育てましょう。

 

“つながる”子育て支援

 子育て世帯の悩みは十人十色で、月齢によっても変化していくもの。市では子育てに奮闘する人を心身ともにサポートするため、地域一体型の子育て支援を実施しています。

お預かり支援

お問合せ

さいきファミリー・サポート・センター
つるおか子どもの家

📞20-0726

対象:生後3か月~小学生6年生

 子育ての手助けをしたい「まかせて会員」と、手助けをしてほしい「お願い会員」を地域で募って有償で助け合いを行う組織です。保育園等を利用していないお子さんの見守り、保育園等の開始前や終了後の支援、通院や冠婚葬祭の参加などの場合に利用できます。

 

病児・病後児保育施設

お問合せ

にしだキッズクラブ 📞23-0255

対象:生後6か月~小学生6年生

 こどもが病気のとき、保護者の勤務など自宅での保育が困難な場合、一時的に預かることのできる施設です。西田病院小児科医師と保育士が対応し、和やかな雰囲気の中でこどもの体調にあわせてゆったりと過ごせるよう配慮しています。

 

お問合せ

こども福祉課 こども福祉係(本庁舎2階48番窓口)

📞22-3972

こどもの自信を育む所に

[対 象] 対象:中学生

 家庭で学習に取り組む環境をつくれない、ひとりで学ぶことが難しいなど、様々な理由で学習に困りを抱える中学生が対象に、放課後や休日の学校外における生徒の居場所の確保を目指しています。
 元教員や高校生ボランティアからの支援を受けながら、補充学習や集団活動を進めて、生徒に自信を養ってもらうことを目的としています。

 

お問合せ

学校教育課 📞22-4670

国際社会に対応できる力を養う

[対 象] 高校生

 友好交流協定を締結したベトナムニンビン省と「人材育成及び教育協力」も行っています。その第1弾として、市内高校生を同省に派遣して日本や市の魅力を発信しながら、現地の高校生と学校交流を行います。また、次年度以降はニンビン省の高校生を受入れ、相互交流を図っていきます。(派遣・受入れは隔年実施予定)

 異文化体験を通じて、豊かな国際的視野・感覚を身に付ける人材育成サポートを行っていきます。

お問合せ

観光課 観光国際係(本庁舎2階38番窓口)

📞22-3942

ひとりで悩まず気軽に相談を

大人もこどもも笑顔になる子育てサポート

お問合せ

子育て世代包括支援センター
さいきっず まある

📞23-4515

 

まあるく まあるく のびのびと大きくなあれ!
佐伯市は、その子育ちを切れ目なく応援します。

「さいきっずまある」は、妊娠から出産・子育てのさまざまな不安や心配事が相談できる場所です。妊娠や子育て期は、誰でも不安になることがあります。ひとりで悩まず、いつでもお気軽にご相談ください。

 窓口を調べる時間もこころの余裕もない、どこに相談したらいいかわからない…そんな時もぜひ子育て世代包括支援センター「さいきっずまある」へご連絡ください。

産後ケア事業も 活用ください

 佐伯市に住民票がある産後4 か月までのお母さんと赤ちゃんが、状況に応じて利用できます。産科や助産院で日帰り(7時間程度)または宿泊の利用で、助産師等のスタッフから個別に産後のケアや育児サポート、育児の相談・指導を受けられます。

詳細については、お気軽に問い合わせください。

お問合せ

健康増進課 保健係(和楽1階)📞23-4500

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