つくるひとびと

イワガキ

佐伯市岩牡蠣養殖協議会 会長
㈲ヒダカ水産

福田 勝さん

今が旬!佐伯のイワガキ

 5〜8月に旬を迎える大ぶりでクリーミーなイワガキ。佐伯市では16年前から養殖が始まり、今では〝夏の味覚〟としてすっかり定着しました。「名護屋の海はカキのエサとなる上質なプランクトンが豊富。育ちがよく、通常2年かかるところ、1年半ほどで出荷できるんですよ」。そう教えてくれたのは佐伯市岩牡蠣養殖協議会の会長である福田さん。長年、イワガキの養殖やPRに尽力する、地域にとって欠かせない存在です。

美味しさ+安全性を追求

 イワガキ養殖で大切なのは安全でおいしい貝をつくること。特に衛生管理は重要です。「出荷前に検査し、安全性を確認しています。フジツボなど付着物の定期的な清掃も大事な仕事。自然との戦いですが、美味しいという声を聞くと疲れも吹き飛びます」。そう笑う福田さんたちが丹精込めて育てたイワガキは人気が高く、供給が追いついていない状態。イワガキ養殖に挑戦する若い力も募集しています。

イワガキの養殖法は
「垂下式養殖」

イワガキの入った丸かごをロープで垂下し、プランクトンが豊富な水深2~3m付近で育てます。

Pick up!

店舗でイワガキ料理を提供!さらに豪華伊勢えびセットなどが当たるプレゼントキャンペーンも実施。

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