特集

わたしたちにもできる持続可能なまちづくり

オーガニックとは

 佐伯市の宝物である豊かで美しい自然を将来まで守り、次世代やその先の世代にとって住み続けられるまちをつくるため、「SDGs」と令和2年3月に佐伯市が定めた「さいきオーガニック憲章」に基づき、佐伯市は「さいきオーガニックシティ」の実現を目指しています。
 ここでいうオーガニックとは一般的な有機農林産物のことではなく、将来にわたり持続可能なまちをつくるために「経済・社会・環境」の3つの側面に配慮し、そのすべてが調和した取組を言います。
 地域の未来のため、オーガニックをキーワードに市民・企業・行政で手を取り合って行動することが大切です。
 持続可能なまちづくりのため、今自分ができることを考えてみませんか?

2015年9月の国連サミットで定められた国際目標のこと。

さいきオーガニックシティの実現

人と自然が共生する持続可能なまちへ

 佐伯市では令和5年度から、3つの側面に配慮した取組を推進しています。「経済・社会・環境」という3つの要素が作用し合うことで、循環型共生社会が生まれる取組の事例を見てみましょう。

3つの側面ってどんなこと?

 上の表にある経済・社会・環境という3つの側面に配慮した取組とはどういうことか、例を挙げて考えてみましょう。たとえば佐伯市で取り組んでいる「サイクルツーリズム」で見てみると、自転車は子どもから大人まで気軽に乗ることができ利便性が高い、環境や健康に優しい、維持コストが安いといった様々な“オーガニック”な魅力があります。3つの側面が作用し合い、人と自然が共生する循環型社会が実現されて輝く地域や人づくりにつながっています。

健康増進

自転車に乗る機会を増やすことで、市民の生活習慣病予防や健康増進、健康寿命の延伸につながります。

温室効果ガスの削減

市民の移動手段が一部でも車から自転車になることで、温室効果ガスである二酸化炭素の排出抑制にもつながります。

自転車イベントなどの開催による経済の活性化

「ツール・ド・佐伯」などの自転車イベントの開催や自転車ツアーの誘致により、佐伯市内の経済活性化につながります。


今自分ができることを

 令和2年3月、佐伯市は自然環境にやさしい持続可能なまちづくりを推進するため「さいきオーガニック憲章」を定めました。
 「さいきオーガニック憲章」に基づき、「さいきオーガニックシティ」の実現へ向けた取組を進めています。
 私たちの日々の暮らしの中には優しさが求められています。このことを意識することで憲章の謳う「よろこぶこと、つながること」の実現が見えていきます。それが持続可能なまちづくりなのです。その暮らしの優しさが、大きな未来へとつながるために、私たちにできることを考えてみましょう。

さいきオーガニック憲章

自然環境にやさしい、持続可能なまちを繋ぎ続けるため、ここに『さいきオーガニック憲章』を定めます。
私たち佐伯人は、オーガニックを学び、楽しみながら・・・

一 水や空がよろこぶことをします
一 森や土がよろこぶことをします
一 心や体がよろこぶことをします
一 いのちがよろこぶことをします
一 みんながつながることをします

森や土がよろこぶことをします

  • マイバッグやマイ箸、マイボトルを持ち歩こう。
  • 毎日の食事では、できるだけ食べ残しを減らそう。
  • 紙の無駄使いをなくそう。
  • 山登りを楽しもう。
  • イベントで植樹などの機会があれば参加してみよう。

水や空がよろこぶことをします

  • クリーンアップ活動に参加しよう。
  • 食器の汚れをふき取ってから洗おう。
  • エアコンの設定温度を1度変えてみよう。
  • 車ではなく歩きや自転車を使おう。
  • シャワーなどの水を出しっぱなしにしない。

心や体がよろこぶことをします

  • 子どもたちが食材に触れる機会を増やし、食事の楽しさ、大切さを伝えよう。
  • オーガニック食材など、体にやさしい食材を取り入れてみよう。
  • 散歩やジム、地域の体操教室など、運動の機会をもとう。
  • 毎朝太陽の光を浴びて、きちんと朝食を食べよう。
  • 子どもも大人も、自分の思いを自由に表現できる場や機会をつくろう。

みんながつながることをします

  • 趣味やサークルなどのコミュニティをもとう。
  • 地域コミュニティの集まりや地域の祭りに顔を出してみよう。
  • 家族で家事や育児に参加し、声を掛け合おう。
  • 子育てや介護をしていて孤独や不安を感じたら、身近な人や地域の支援センターなどに相談しよう。
  • 地域外の人との交流を楽しもう。

いのちがよろこぶことをします

  • 防災意識を高める取組を行おう。
  • 地震や台風、水害などの際は、迅速な避難ができるよう声を掛け合おう。
  • 余裕があれば災害時のボランティア活動に参加してみよう。
  • 身近に悩んでいる人がいたら声を掛けてみよう。
  • まわりの人との挨拶や会話の中での気遣いを心掛けよう。

私たちはこんな取組をしています!

自然の恵みを暮らしに

 日頃から自然に感謝し、暮らしに季節の楽しみを取り入れています。季節の花や野草をブレンドしてお茶にするのも習慣です。野草塾も開いていて、自然に興味のあるいろいろな人と交流しています。

栄養バランスのいい食事を心掛けています

 子どもの健康を考え、緑黄色野菜たっぷりで栄養バランスがいい料理を作っています。また、エアコンの設定温度は夏は低くし過ぎない、冬は高くし過ぎないように気を付けています。

住み続けられるまちづくりを目指して

 私たちの暮らす地域の10年先、100年先は、どのようになっているでしょうか?次世代やその先の世代がいつまでも健やかな暮らしをおくるためには、今、目の前にある様々な問題と真摯に向き合っていく取組が欠かせません。戦争や紛争、環境・エネルギー問題など地球規模のテーマも大切ですが、まずは目の前の小さなことから。身近にあふれる佐伯の豊かな自然を守るために、家族や地域の人と協力し、普段の暮らしの中からできる取組を増やしていきましょう。

お問合せ

政策企画課(本庁舎5階88番窓口)22‐4104

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