陶芸作家・Sakurian/米水津地区
さくらとしえさん
陶芸・九谷焼(くたにやき)
1655年頃に石川県の旧九谷村※1で始まったとされる九谷焼は、九谷五彩(緑・黄・紫・紺青・赤)を基調とした豊かな色彩と、絵画的な上絵付けが特徴の色絵磁器です。さくらさんは九谷焼の上絵付けのほか、ろくろや手びねりなどの陶芸指導も行っています。
※1 現在の加賀市山中温泉九谷町。
九谷焼に魅せられて。石川で学び、縁ある佐伯へ
東京都出身のさくらさんは、一風変わった経歴の持ち主です。東京藝術大学を卒業後、イラストレーターとして活動する中で偶然出会った九谷焼にほれ込み、発祥の地・石川県へ移住。その後、研修所※2で本格的に学び、2023年に佐伯・米水津に拠点を移しました。
「夫の故郷である佐伯は、アート活動で何度も訪れたなじみ深い場所。本格的な活動を始める際、米水津の地域おこし協力隊の募集を知ったことが直接のきっかけでした」。
異国的な鮮やかな色彩※3が印象的なさくらさんの作品には、自然豊かな土地で暮らす中で親しんだ草花や動物がのびやかに表現され、お茶の時間にそっと寄り添う温かさも感じられます。
※2 石川県立九谷焼技術研修所研究科 卒業。
※3 メキシコをはじめとする海外でのアート活動や、現地での経験が影響しています。
この場所で、陶芸の楽しさを伝え続けたい
作品制作のほか、よのうづ陶芸館でのワークショップ(出張可)、県内外の展覧会・個展など、多方面で活動するさくらさん。8月末で地域おこし協力隊の任期は終了しますが、この地への思いは変わりません。
「今後も陶芸を続けたい人をサポートしながら、陶芸館を盛り立てていきたいと思っています。陶芸はだれでも自由に表現できるのが魅力。ぜひ気軽に挑戦してください」。
その温かな作品と人柄を通じて、米水津に“陶芸の輪”が広がりそうです。

▲日常使いできる絵皿やカップのほか、オブジェなどのアート作品も制作。

▲さくらさんの作品や活動の詳細はInstagramから確認できます。
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