今日から健康づくり!

噛むことの大切さ~噛むこと意識していますか?

 よく噛むことは単に食べ物を体に取り入れるためではなく、全身の健康維持のためにたくさんの利点があります。また大人だけでなく、こどもの成長発達にとっても重要といわれています。
 6月4日~10日は歯と口の健康週間です。「よく噛んで食べること」を改めて意識してみましょう。

噛むことの効果

●脳の活性化 ●消化吸収が良くなる ●肥満の予防 ●運動機能が高まる ●あごを丈夫にする ●口周りの筋力アップ(会話がスムーズになる、表情が豊かになる) など

 よく噛んでいるつもりでも、気づかないうちに口腔機能が低下している場合もあります。以下のことに思い当たることはありますか?思い当たることが多い場合は、「よく噛むこと」を日常に取り入れてみましょう。

口腔機能低下傾向のサイン(一例)

~こども~ 

□ 硬いものが食べられない、食べない
□ 無意識に口をポカーンと開けていることが多い
□ たくさん口の中に入れて噛まずに飲み込む
□ 舌を出して食べ物を迎えに行く
□ 口の中の食べ物が見えやすい
□ 飲み込む時に舌の先がのぞいている

~成人・高齢者~

□ 口の中が乾くようになった
□ 滑舌が悪くなった
□ 薬を飲み込みにくくなった
□ 硬いものが食べにくくなった
□ 食べ物が口に残るようになった
□ 食べこぼしをするようになった
□ 食事の時にむせるようになった

よく噛んで食べるためのコツ

■噛む回数を意識する(まずは5回増やしてみる)
■一口ごとに箸を置く(早食いを防ぐ:1回の食事時間の目安20分)
■歯ごたえのある食材を使う(根菜・きのこなど)
■食材は大きめに切る
■ながら食べをしない
■薄味にする

毎日できるあいうべ体操

ポイント

①できるだけ大げさに、声は少しでOK
②1セット4秒前後のゆっくりした動作で
③1日に10セット×3回(3分間)を目標にスタート
④あごに痛みのある場合は「い~う~」でも大丈夫

口は健康の入り口です。いくつになっても何でも食べられる口腔機能を保つことが健康寿命につながります!

お問合せ

健康増進課保健係(和楽1階) 📞23-4500

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