漫画家
福田幹夫さん・素子さん
ふくだもとこ/福田素子(福田幹夫さん、素子さん共作ペンネーム)は佐伯市在住の漫画家。デビューは1987年。発表した作品は1,000を超え、代表作は「橘屋繁盛記」シリーズ、「空への手紙(1999年テレビドラマ化)」ほか多数。
夫婦二人三脚で「うそのない」漫画を描く
福田幹夫さん、素子さんは夫婦共作のペンネーム『ふくだもとこ/福田素子』を使い、二人三脚で活動する漫画家です。「漫画を描くのは私ですが、構想を考えたら必ず家族会議を開き、幹夫さんの意見を聞きます。家庭内編集者、アドバイザーのような感じですね」そう話す素子さんが幹夫さんと最初に決めたのが“うそを描かない”こと。「例えば、つらい時は立ち止まって周りに目を向けることが大切、と描くなら自分もそうあろうとします。読者は描いていないこと(=想い)もキャッチするので、自分にうそをつくと駄目だなって」。その言葉通り、日常の出来事を丁寧に描いた福田さんの作品からは、想いやメッセージが真っすぐに伝わってきます。
自由な「漫画教室」で描く楽しさを伝えたい
現在は漫画家活動と並行して、漫画教室も主催。“自分の好きも、人の好きも大事にしよう”を合言葉に、幼児から60代まで幅広い年代の生徒が自分のペースで自由に楽しく学んでいます。また、6月からは新たに佐伯を描く「まんが寺子屋プロジェクト※」が始動。「佐伯の魅力を発信するお手伝いができたら」と福田さんも楽しみだと語ってくれました。※応募方法などはP26に掲載

▲福田先生の作品は電子書籍(Kindleなど)でも読めます。

▲漫画教室は会員登録不要、1回500円。漫画、イラスト何でもOK。