株式会社なずなの塩
【本社】 佐伯市米水津大字浦代浦間越1721📞34-8155(fax 34-8185)
https://toyonokuni.shop/pages/nazunanoshio(公式通販サイト)
設立年月:2015年10月
従業員数:6人(製塩所)
海の恵み、こだわりの塩を食卓へ
昔ながらの製法で手間暇かけて作られる「なずなの塩」は、那波君仁夫会長が体を壊したことがきっかけで生まれました。「体は食べたものでできているということを実感し、その元になる塩を作ろうと思ったんです」。そこから良質な海を探し、たどり着いたのが間越です。周囲には魚つき保安林※1が広がり、黒潮の流入で透明度が高く、塩分濃度も安定。本物の塩を作るために最適な条件がそろっていたと言います。
想いを込めた2種類の塩
なずなの塩は、かん水※2を2〜3週間かけて太陽熱だけで自然結晶させる「てんぴしお」と、鉄釡とまきで2日ほど煮詰めて結晶化させる「あらしお」の2種類。どちらも作り手の想いがぎゅっと詰まっています。「従業員には能率、効率はいらない。時間がかかってもいいから本物の塩を作ろうと話しています。不思議なのですが、そうやって想いを込めた塩って味が違うんですよ。だから”ここの塩は、なんか違う“そう言ってもらえるのが一番うれしいです」。
地元の小・中学生が見学に来たときは食べものの大切さ、間越の海の素晴らしさを伝えているという那波会長。「知名度はまだまだ」と笑いますが、佐伯が誇る海の恵み「なずなの塩」のファンは着実に増え続けています。
※1「 山の恵みが豊かであれば、海の資源も豊かになる」という考えのもと、魚の繁殖・保護を目的として海岸付近に設けられた森林
※2 水分を蒸発させて塩分濃度上げた海水
会社のここが好き
就業時間を自由に選べるので子育てや介護をしながら働けます。周囲の景色も最高です!私たちが検品・袋詰めした塩は市内のマルショクの
生産者コーナーで買えるのでぜひ味わってください。
靏見 恵子さん(写真左)
林光子さん(写真中)
新納梓さん(写真右)