2005年3月15日、記念すべき創刊号が発刊。表紙は、新佐伯市で最初に誕生した赤ちゃんを抱くお母さんの写真。旧佐伯市と旧南海部郡の１市５町３村が合併して新佐伯市が生まれ、特集では新市誕生の開庁式や市旗の掲揚などの様子を取り上げました。

　2008年6月28日、東九州自動車道の津久見～佐伯インターが開通。市報では2号にわたり、市民の喜びの声を紹介。この開通によって交通の便が良くなり人や物の往来も盛んになり、地域活性化へとつながりました。　

　祖母・傾・大崩山系のユネスコエコパークへの登録が、2017年6月14日に決定。佐伯市では宇目地域が登録地域にあたり、恵まれた自然に注目が集まりました。自然と調和した人々の暮らしや営みを重んじ、貴重な自然を守る活動が続いています。

　月2回の発刊から１回に変わりましたが、市民に情報がくまなく行き届くことが目標。毎月楽しみに待ってもらえるテーマや誌面づくりに力を注いでいます。月１回の発刊になって最初の特集テーマは、「未来へつなぐ わたしたちの景観」でした。

　市の新たなランドマークとして2020年10月31日に開館した「さいき城山桜ホール」を特集。市民の憩いの場として、また交流の拠点として期待できる複合文化交流施設に皆さんから関心が寄せられました。「さいき城山桜ホールと周辺地区」は、2022年度グッドデザイン賞を受賞しています。

　待ちに待った映画「釣りバカ日誌19」の佐伯ロケが、2008年5月11日からスタート。西田敏行さんや常盤貴子さんなどが揃った記者会見の様子や市内各地でのロケの写真など、市内の盛り上がりを市報でも特集しました。

　市町村合併して今年で20年という節目の年を迎えるにあたり、担当として記念すべき40 0号の市報制作に携われたことを、非常にうれしく思います。市民の皆さんには、毎月市報を見てくださり、時には取材にご協力いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。また、巻末クロスワードクイズの応募からもたくさんのご意見・メッセージをもらい励みになるのはもちろん、皆さんからの声で特集などの誌面ができあがっています。

　誌面づくりでは、特集のテーマはもちろん、写真・イラストを多く使って幅広い年代の人に興味を持ってもらえるように心掛けています。多くの人が活躍する姿を紹介したいです。旬の情報を追いかけ、皆さんの心に響く広報誌を追求しながら、ホームページやケーブルテレビ、SNSといった市報以外の各種媒体も有効活用して、必要な情報がより多くの人に伝わる情報発信を目指していきます。

裏表紙の二次元コードから応募してください。
アンケートのみの応募もお待ちしています。
毎月皆様からの意見を募集しています。

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　地方自治体の広報活動の向上を目的に、（公社）日本広報協会主催で毎年開かれている「全国広報コンクール」では都道府県別に各部門の代表作品を決定し、全国で競います。2022年の「全国広報コンクール」で入選したのが、「2021年8月号」。佐伯初代藩主の毛利高政に注目して、人柄や功績、佐伯の歴史を解説し、佐伯城の魅力を徹底解剖した誌面が評価されました。

　また「大分県広報コンクール」で特選受賞号になったのが､「2010年12月号」「2013年11月号」「2023年9月号」です。2010年12月号は「弁当の日」や､地元産の食材を活かした特集。2013年11月号は椎茸の生産者や、「大分・佐伯フェア」にスポットを当て､食のまちづくりを特集。2023年9月号では健康で生き生きとした暮らしを送るための介護予防や､地域の通いの場の活用などの紹介が受賞の対象になりました。

　市報さいきは誌面だけではなく、ホームページやSNSを活用した情報発信にも力を入れています。友だち登録をすれば市政情報や防災情報などが配信される「佐伯市公式LINE」、どこにいても開ける「ホームページ」、多言語に対応している「MCカタログ」、気軽にクロスワードパズルなどの応募ができる「デジタル広報」など、ぜひ活用してください。