特集

 さいきA to Z

さいき A to Z

 美しい山、川、海に恵まれた私たちのふるさとを未来へつなぐため、佐伯市では「さいきオーガニックシティ」の実現を目指しています。経済・社会・環境という3つの側面に配慮した取組を行うことで、人と自然が共生する持続可能なまちづくりを進めています。

 今号では、改めて私たちのまちの魅力を、AからZまでたどりながら見ていきます。次世代へ伝えたい宝物を守るために、まずは1人で、そしてまわりと手を取りながら、オーガニックなまちづくりを続けていきましょう。

[A] Art アート

 さいき城山桜ホールでは、コンサートや演劇・カルチャーサロンなど多彩なイベントを、年間を通して開催しています。

 また、市内小中学校では、アート教室を行うなど、いろいろな場所でアートを体験できる取組を実施しています。

 「文化芸術を通じたまちの魅力」の創出や、「地域の活性化」につなげていきます。

さいき城山桜ホールでのイベントの様子

 

小学校でアート教室を体験する子どもたち

 

[B] Banjogawa 番匠川

 大分県の1級河川で九州屈指の清流。豊かな生態系があふれる弥生では、地域の人々が清掃活動やイベントなど、番匠川を中心とした活動に積極的に参加しています。

[C] Community Center コミュニティセンター

地域 Ikigai さいきプロジェクト

 地域住民がいきがいを持って、安心して幸せに住み続けられる街・浦・里を実現するため、新たな地域コミュニティ組織の創設と公民館のコミュニティセンター化を進めています。

新組織がコミュニティセンターで開催する朝一(宇目)
新たに整備された青山地域コミュニティセンター

[D] Daisuisha 大水車

 清流に恵まれた本匠の大水車は、キャンプ場が隣接する自然豊かな場所。魚釣りや水遊びが楽しめ、人々の交流の場となっています。西日本最大級の水車で、樹齢70年〜100年と言われる杉の木を使っているのも特徴です。

[E] Enjoy 桜まつり

 例年3月下旬から4月上旬に、佐伯市で開かれる恒例イベント。菊姫行列や桜パレード、佐伯藩大名行列、明神太鼓など地域の魅力たっぷりの楽しい企画が繰り広げられます。

[F] Fish 佐伯の魚

 リアス海岸が連なり、太平洋の暖かい海水と栄養豊富な瀬戸内海の冷たい海水が混ざり合う豊後水道は、全国的にも質の良い魚が水揚げされることで有名です。鶴見市場で水揚げされる魚介類の魅力が詰まった「鶴見おさかな大百科」には、260種以上の魚種について詳しく掲載されています。

鶴見おさかな大百科
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[G] Gomadashi ごまだし

 焼いたエソやアジで作る漁師町の調味料。伝統的な食文化の継承を目指して文化庁が推進する「100年フード宣言(伝統の100年フード部門)」にも認定されている、次世代へ伝えていきたい郷土料理です。

[H] Hana
花のあるまちづくり

 さいきオーガニックシティの実現に向けて「“花”L・E・G(レグ)しませんか!!」をキャッチコピーに、「日本一の花のあるまちづくり」を進めています。市内の花の名所を訪問してみませんか?
名所は市公式ホームページの「花マップ」から確認できます。

※「花L・E・G」とは花を愛し(Love)、楽しみ(Enjoy)、育てる(Grow)活動のことです。

[I] Iseebi
イセエビ

 南部の入り組んだ海岸の湾口部に生息するイセエビは、身が引き締まって濃厚なうまみや甘みが魅力です。毎年行われる「東九州伊勢えび海道 伊勢えび祭り」は、県内外から多くの観光客が訪れるイベントです。

[J] Jitensha
自転車

 佐伯市では、環境に優しく健康にもつながる自転車のある暮らしを進めています。レンタサイクルなど、市民が気軽に参加できるサービスを提案し、まちの魅力を再発見できるサイクリングコースを整備しています。海・山・川の景観が楽しめ、たくさんの人に足を運んでもらっている「ツール・ド・佐伯」など、サイクルツーリズムは未来へつながるたくさんの可能性を秘めています。

[K] Kabutomushi
かぶとむし(昆虫の里 直川)

 全長6.5mのかぶとむしのモニュメントがある昆虫の里・直川では「直川憩の森公園」に、地域で採集された昆虫標本を展示する昆虫館が設置されています。同地域は、かぶとむしを通じた里づくりが続けられており、夏場には公園内のふれあい館がオープンし、多くの家族連れで賑わいます。

[L] Love 幸せの鐘(4か所)

 浦エリアには、4か所の「幸せの鐘」があるのを知っていますか?目の前に広がる絶景を見ながら鐘を鳴らせば、ご利益も期待できるかも!?

■上浦

 豊後二見ヶ浦の正面に位置する「マリノポリス記念公園」にある鐘の向こうには夫婦岩が望めて、まさに幸せを象徴する景勝地です。

■鶴見

 九州最東端で海抜2 0 0mの絶壁に立つ「鶴御埼灯台」。望遠鏡からは紺碧の海に浮かぶ水の子灯台や船舶の往来が見えます。

■米水津

 眼下に日向灘を見晴らせる「空の公園」は、吹き抜ける潮風が心地良い絶景の地。空と海の境目がわからなくなるほど青の世界が広がる場所。

■浦江

 太平洋のパノラマが両手いっぱいに広がる「たかひら展望公園」。キャンプ場やレンタサイクルなどもあり、幅広い世代から親しまれています。

[M] Motozaru 元猿海岸

 日豊海岸国定公園の一部で日本の渚百選にも選定されています。県内ではサーフィンやボディボードの聖地で、キス釣りの名所でもあります。

[N] Neko 猫(深島の猫)

 島全体が国定公園に指定されている深島では、たくさんの猫と人々が家族のように一緒に暮らしています。猫と島で生活する人が、共存できる環境づくりに力を入れることで、ずっと先まで持続可能な島づくりを未来に見据えています。

[O] Onyujima
大入島

 佐伯湾に浮かぶ大入島は、神武天皇の皇船を送迎した行事の名残りであるといわれる「大入島トンド火
まつり」でも知られています。山や海などの自然を五感で感じながら島の魅力を体感できる「大入島オルレ」は、九州オルレの中でも希少な離島のコースです。

[P] Power Spot
パワースポット尺間山

 弥生にある標高 645mの尺間山は、魔を払う「尺間さま」とも呼ばれて古来より霊峰とされています。

[Q] Question?
市内のいたる所にいる河童

 本匠や弥生に架かる橋のたもとには、様々な表情の河童が飾られています。その数は多く、清らかな番匠川を守る番人のようにも見受けられます。そのほかの地域でも、いたる所に!市内の河童を探してみては?!

[R] Reiwashikoudou 令和四教堂

 市を担う人材育成を目的に、市民が幅広い分野で学べる佐伯市民大学「令和四教堂」を令和2年度に開講しました。市にゆかりのある人を招いての講演会や、「地元学の会」による少人数講座を開催し、自らが地域貢献することの意義を学んでいます。

[S] Shiroyama 城山

 市街のほぼ中央にある城山は、慶長11年(1606年)、佐伯初代藩主・毛利高政によって築かれました。山頂までは4つのハイキングコースが設けられ、周辺には「佐伯市歴史資料館」や「さいき城山桜ホール」など歴史や文化を学ぶ施設もあります。

[T] Tsurumisaki toudai
鶴御埼灯台

 鶴見半島の先端にある白亜の灯台。九州で1番最初に朝日が昇る場所としても知られる著名なスポットです。戦時中には要塞としての役目も果たしており、今も砲台などの遺跡が残っています。

[U] Ura100
浦100

 「佐伯の殿様 浦でもつ。浦の恵みは山でもつ」と言われるほど豊かな自然をもつ佐伯市。100年後も人の営みが豊かな浦を残すため、山・川・海を守るまちづくりの観光プロジェクトが「浦100」です。

[V] Viewpoint 豊後二見ヶ浦

 全国でも屈指の初日の出の名所。高さ17mの男岩と高さ10mの女岩が、長さ65m、直径最大75cm、重さ約2tのしめ縄で結ばれている夫婦岩が有名です。大しめ縄は毎年12月に地元の有志の手で張り替えられ、未来へ伝えたい景観が大切に守られています。

 

[W] World
国際交流

 

 市では国際交流事業の一環として、ベトナムや台湾との学生交流やスポーツ交流、観光ツアーなどを通じて地域の活性化を図っています。友好交流協定を締結したベトナムニンビン省とは、高校生の派遣や受け入れなどを進めています。

[X] X
ミスターXからの挑戦状

 

 市報さいきの裏表紙「クロスワードクイズ」は知っていますか?今月は“ミスターX”から難易度高めの問題を出題します!クイズに参加して佐伯の特産品プレゼントに応募しよう。

応募はこちら

[Y] ユネスコ

※ユネスコ…国際連合教育科 学文化機関(UNESCO)。今回の特集ではローマ字表記。

 「祖母・傾・大崩ユネスコエコパーク」としてユネスコに登録されている宇目。藤河内渓谷でのトレッキングやこども向けの沢下り体験、宇目エコパークセンターを拠点としてイベントなど、次世代や多くの人へ伝える活動をしています。登山道の整備や案内看板の設置といった環境整備にも力を注いでいます。

[Z] Zeppin 寿司

 豊かな海ではぐくまれた地物の魚介類を用いて、質の高い「佐伯寿司」を目指そうと始めたのが「黒潮の極!佐伯寿司海道」。それぞれの店が切磋琢磨しながら、地産地消をテーマに絶品の寿司を握り、もてなしてくれます。

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