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119番通報に「映像通信機能」が新たに追加されます

 5月号でお知らせしました消防指令業務の共同運用開始に伴い、新たに「映像通報機能」が導入されます。「映像通報機能」は、通報者が撮影した映像を消防に送信する119番通報の新しい仕組みです。

 言葉では説明しづらい災害現場の状況を明確に伝えることで速やかな災害対応につながります。また、応急手当が必要な急病人やけが人に対して、より効果的な応急手当の指導を行えるようになり通報者の安心にもつながります。

●災害発生場所を早期に特定

 音声に加えて災害現場の映像を消防指令センターに送信できるため、災害発生場所の早期特定に活用できます。

●災害による被害の拡大防止

 火災や交通事故の形態を視覚的に確認することができるため、必要な消防車両や救急車両の判断を的確に行うことができます。

●救命率の向上に期待

 心肺蘇生法などが必要な緊急性の高い救急事案では、指令センター職員が映像を確認しながら通報者に対し口頭指導を行います。

 また、応急手当の解説動画などを通報者に送信することにより、より効果的な口頭指導が期待できます。

 

 

お問合せ

佐伯市消防本部 通信指令課 📞22-3522

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