蒲江活性化の拠点として

　蒲江ICのすぐ側にあり、蒲江観光の拠点として知られる「かまえインターパーク海べの市」。生産者が新鮮な海産物や農産物を持ち寄る直売所や眼前に雄大な海が広がるレストラン、BBQが楽しめる焼き小屋など様々な施設が併設されており、観光客はもちろん、地元民にも愛されています。

　「オープンしたのは2014年。蒲江を支える生産者をアピールする場を作りたいという私たちの考えと、地域活性化の拠点がほしいという行政、地元民の想いが合致して誕生しました」そう話すのは店長の山岡均さん。株主には周辺の７つの自治会が名を連ねており、地域の支え合い精神の結晶と言っても過言ではありません。

地域を想う「心」が原動力

　蒲江の産品をより多くの人に知ってもらいたいと独自の商品開発も行っています。「人気は海産物の急速冷凍パック※1。鮮度を保ったまま長期保存できるので使い勝手が良いと評判です」。ほかにも、生産者や行政と密にコミュニケーションをとりながら交流人口※2を増やす方法や雇用創出について考えたり、こどもたちのふるさと学習※3に協力したり、常に「地域のために何ができるのか」を模索する山岡さんとスタッフの皆さん。今後もより良い蒲江の在り方を目指し、走り続けます。

※1 オンラインショップでも購入できます(ご希望の商品が必ずあるとは限りません)。
※2 外部からその地域に訪れる人
※3 蒲江翔南学園の「地域の人・もの・こと」を知る体験学習