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新春座談会 佐伯市の未来について考えよう

新春座談会 佐伯市の未来について考えよう

 

「いつも こどもが まんなか」という理念を掲げる冨髙市長とともに市内の小学生たちが、まちの未来を考えてくれました。市民の皆さんもぜひ一緒に、どんな佐伯になったら素敵か考えてみてください!


まずは、小学生から市長へ直接取材をしていただきたいと思います。

益田

どんな仕事をしていますか?

市長

一番大事なのは、佐伯のまちで暮らす人たちが「どんなことを思っているのかな?」「どんなまちにしてほしいのかな?」と聞く仕事だと思っています。市長室では、市役所で働いている職員の皆さんと、決めなければいけないことを考えたりしています。それから、まちのお祭りや訓練でみんなに会うことがあるかもしれないし、会議があるときにまちの人々と一緒に話したりもしています。佐伯に来てくれるお客さまをお迎えすることもあります。

工藤

市長になりたいと思った理由は何ですか?

市長

私は「いつも こどもが まんなか」と言い続けています。それは、こどもたちがこのまちの未来だと考えているからです。未来をつくっていくことは、佐伯のまちが30年、50年、100年後も続いていくこと。いつまでもこの佐伯が「みんなのふるさととして残ってほしい」という思いから市長になることを決めました。それから、今までは男の人が市長さんとしてまちを引っ張ってくれました。でも、女の人も市長さんになってもいいのではないかなと思い立候補して、皆さんに応援していただいて、今、市長として毎日を過ごしています。

後藤

市長になって大変だったことはありますか?

市長

市長になってから、とてもたくさんのお客さまと会っています。次々においでになるのでそれは大変なのかもしれないですけど、佐伯のまちを次の世代につないでいくためにたくさんの方とお会いするのは楽しいことでもあります。大変なことと楽しいことって、もしかしたら背中合わせなのかもしれない。勉強しないといけないこともたくさんありますが、ワクワクする新しい体験でもあります。毎日がチャレンジです。いろんなお祭り、行事、会社、学校にもできるだけ行ってみて、勉強したいです。


ここからは未来を担うこどもたちの、まちへの思いを市長に直接届けてもらえたらと思います。

工藤

明るく、けんか・いじめのない最高な学校が良いです。学校ではけんかをするときもあって、みんなが仲良くないときがあるからそう思いました。

市長

佐伯のまちでもけんかやいじめがなくなると良いなと思います。「対決よりも対話」けんかをするよりも話し合って、意見を出し合って、一番良いことを一緒につくることが大事ですね。そして、「競争よりも協力」。大和さんが言ってくれた“最高の学校”というのは“最高のまちづくり”にもつながることです。

工藤

学校では、委員会やクラスの中で決まりをつくるときなどに話し合いをしています。そのとき、みんなの意見を平等に聞いて、何が正しいかしっかりと考えるようにしています。

市長

たくさんのことを教えてもらえるなあ! 気をつけなければいけないのは、「リンゴ」と言ったらすぐに赤いリンゴだけを思い浮かべるのではなくて、実は黄色いの、薄緑の、黄色の中に赤が混じったリンゴや大きなの、小さいのもあるじゃないですか? たくさんのリンゴがあるのと同じようにたくさんのお友だちがいるし、まちだったらこどもも大人も、杖をついている人も手話でお話をする人も、外国の方もいる。そういうことを考えていってほしいですし、私たちも意識して行動しないといけないと思っています。

後藤

私は、いろいろな体験ができる学校です。社会に役立つ体験ができたら良いです。

益田

勉強するだけじゃ分かりにくいところがあるから、自分でやってみる体験学習がたくさんあると、もっと良いと思います。

市長

仕事体験もあると思うし、水道の勉強をするんだったら、おうちで水が出てくるまでどこを通ってくるのか? 佐伯だったら本匠が水の源になっているけど、そこまで自分で行ってみて調べるとか。とっても大事なことですね。


後藤

ごみ拾いをして、みんなでまちをきれいにする。お祭りがあったときにごみを捨てる人がいると思うから、そのときにごみ拾いをすると良いと思いました。

工藤

ポイ捨てをしない。学校の帰りとかに川の中を見たらごみがいっぱい落ちていて、魚が住みにくそう。ごみはちゃんと持ち帰って捨てたほうが、みんなが得をすると思います。

市長

そうですよね。2人が言ってくれたことは、佐伯に住んでいる人にとっても気持ちの良いこと。それから、観光やお仕事で来てくださる方にとってもきれいなまちだとうれしいと思うので、私もきれいなまちにすることに力を入れたいです。例えば観光で来てくださる方は、看板が古くなっていたら「ちょっと寂しいな」と思うかもしれないので、ピカピカにするとか。きっとみんなも、公園の遊具がピカピカのペンキになるとうれしくて、心までピカピカになりますよね。

益田

私は、設備の整った安心できる場所があると良いと思います。災害時に避難所に行って、設備が整っていたら安心できると思ったからです。

市長

それは命を守ることにもつながりますよね。大きい災害が起こったときには、みんなが使っている学校の体育館が避難所になったりします。そのときにどうベッドを置いたらいいのか、簡単なトイレを使えるようにしたらいいのか、佐伯では防災訓練をしながら考えています。来年度から「子ども防災士」という資格制度を新たに作ります。小学生の皆さんにも防災士になってもらい、一緒にがんばってほしいと思っています。防災士は、災害があったときいちばんに避難所の準備をしてくれたり、避難訓練のときにがんばって働いてくれたりする人。今、高校生の防災士さんがいます。今年度は中学生の防災士さんも誕生しました。ぜひ来年度はみんなにも手を挙げてほしいなあ!

後藤

優しい人がたくさんいて、“あいさつ”をしてくれる安心なまちです。“あいさつ”をしたら、相手も自分も気持ちが良いからです。

工藤

飲食店などがたくさんあるまち、自然豊かな場所、明るいまちです。飲食店があると観光客が立ち寄りやすく、自然豊かな場所だとまた行きたいと思ってもらえるからです。

益田

自慢できる特産品や名所・お店がたくさんある、生活がしやすいまちです。特にお店がたくさんあったら買い物ができて住みやすいと思います。

市長

優しい人がたくさんいるまちって、誰にとっても住みやすいですね。観光客の人が来てくれたり、大分県外の人が佐伯に住みたいと思ってくれたりするかもしれない。お店があると生活しやすいとも言ってくれましたが、今、高齢者の人が増えているので、これもとても大事なことです。それに、大人もこどもも「住みやすい」と思わないと“こどもがまんなか”になることができません。実は、佐伯は九州一広いまちで、自慢できる特産品がたくさんあります。かぼすブリもイチゴも、木材や船をつくっている会社もそう。たくさん自慢できる物があるけど、なかなか大人の私たちが上手くPRできていないのかもと、考えさせられました。もっともっとPRしていかなければ!


では最後に、佐伯市をPRするキャッチコピーを考えてもらおうと思います。

後藤

「みんな笑顔の佐伯」です。楽しい感じを思い描いたものです。

工藤

「1日では歩けない佐伯市」です。佐伯が九州で一番広いことをPRしたいです。

益田

「自然豊かな佐伯市」です。海や山が笑っているようなイメージです。

市長

みんなの思いがいっぱい込められた、とっても素敵なキャッチフレーズができましたね。みんなの思いが叶えられるようがんばっていきます。ありがとう。


今日は、話してみてどうでしたか?

後藤

市長に聞いてみたいことを聞けて良かったです。

工藤

いつもは市役所の中で仕事をされていると聞いていて、なかなか会うことがないと思っていたけど、会えて良かったです。

益田

市長の仕事は大変そうだったけど、それがみんなのためになっていてすごいと思いました。

市長

皆さんに会えてとてもうれしかったです。これからもっとがんばろうと思いました。「明日も行きたい園・学校」ができるように、また、楽しくて明るくて住みやすいまちになるように、皆さんと一緒にがんばっていきたいと思います。

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