つくるひとびと

塩熟トマト

社会福祉法人 青山21
就労継続支援A型事業所
げんきファーム

理事長 五島 俊雄さん
作業指導員 柴田 德夫さん

トマトの概念を超えたトマト

 げんきファームは、自然豊かな木立地区で高糖度の〝塩熟トマト〞を栽培しています。「与える水に塩を加え、水分吸収量を極限まで抑えることでうまみが濃縮、フルーツ並みに甘いトマトが育ちます。さらに、低段密植栽培のため、1本の苗木から収穫できるのは4〜8個(通常の5分の1程度)。少ない実に養分が集中するので、うまみが増し、糖度も10以上のものが中心になります」と柴田さん。その美味しさは全国に広がり、ふるさと納税などで人気を博しています。

こだわりを味わおう

 普通のトマトに比べて2〜4倍程度栽培期間が長く、手間のかかる塩熟トマトですが、五島さんは「うちは就労継続支援A型事業所。みんなで協力しながら、ゆっくり丁寧に、そして愛情を持って作業しています」と穏やかに笑います。こだわりと想いが詰まった塩熟トマトが味わえるのは12月〜6月。市内ではトキハインダストリーやマルショクの産直コーナーで購入できます。

光学センサーで糖度を計測

収穫したトマトは光学センサーで一つ一つ糖度や酸度をチェック。基準をクリアしたものだけを出荷します。

12月収穫分も予約受付中

塩熟トマトの旬は12月~6月。12月分の予約も受付中なので、まずはげんきファームまでお電話を。

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