日本の認知症高齢者数は、2025年には約700万人、65歳以上の5人に1人に達することが見込まれています。今や認知症は誰もが関わる可能性のある身近な病気です。認知症の人が尊厳と希望を持って暮らすことができるよう令和5年6月14日に「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が成立しました。
9月は世界アルツハイマー月間です。この機会に、認知症や認知症に対する取組について考えてみませんか。
共生社会の実現を推進するための認知症基本法に沿った取組
認知症の理解やバリアフリー、誰もが集える場所
●さいきの茶の間やふれあいいきいきサロンなどの通いの場
●オレンジカフェロワーズ(随時、相談を受け付けています)
●ながとオレンジカフェ(毎月最終土曜日 10時~12時、ところ:ケアタウンながと1階ラウンジ)
●ごちゃまぜカフェさいき(第1・3日曜日 10時30分~11時30分、ところ:とんとんとん)
●認知症の人と家族の会大分県支部さいき
(認知症介護について、ともに語り合いましょう!家族の会☎080-3954-7708)
●おげんき広場(対象地域:宇目・直川・蒲江・鶴見・米水津)
●介護予防サポーター認知症サポーター養成講座
●認知症個別相談会
●認知症家族介護教室 など
おおいた認知症情報サイトおれんじをチェック!
認知症の予防について
MCI(軽度認知症障害)の人は、認知機能に関して低下を感じている、同じ年代の人と比べて認知レベルが低下している、しかし日常生活を基本的には正常に送ることができるという状態を指します。MCIの人が、必ず認知症になってしまうわけではありません。医療機関でMCIと診断された人が認知症になるのは 1割程度。その他の人は、MCIのレベルに留まる人と、年相応の正常レベルに回復する人もいます。予防のポイントに積極的に取り組むことで、改善する人も多くいます。
認知症予防のポイント
●食生活に気を付けましょう
塩分を控えめに、お酒はほどほどに。バランスの良い食事を心掛けましょう
●適度な運動をしましょう
ウォーキングや体操などの運動を継続的に行いましょう
●生活を楽しみましょう
趣味やボランティアなど様々な活動を通して生活を楽しみ、人と積極的に交流しましょう
●お口の健康に気を付けましょう
しっかり噛めないと脳への刺激が減ります。むし歯・歯周病も治療しましょう
お問合せ
高齢者福祉課 地域包括支援センター 📞23-1622