お口の健康を守ることはできていますか?
歯・お口の健康は、食べる喜びや話す楽しみを保つために大切であり、身体の健康だけでなく心の健康、社会的な健康にも大きく関係します。
歯を失う主な原因は、むし歯と歯周病です。佐伯市の歯周病検診の結果(令和元年度)を見ると、進行した歯周病を有する人の割合が40歳代で48.0%、60歳代で68.9%です。令和11年度の目標値が40歳代で25.0%、60歳代で45.0%なので、大きく差があります。

生涯を通じてお口の健康を守るためには、乳幼児期や学齢期からのむし歯予防に加えて、成人の歯周病予防をすすめることが大切です。
お口の機能を保つため、専門家からの定期的なケアを受け、正しい知識を身につけてみませんか?
歯周病が進行すると歯を失うだけではない!
歯周病とは、歯と歯ぐきの間(歯周ポケット)に歯垢や歯石がたまり、その中の歯周病菌が歯ぐきの炎症を引き起こす病気です。放っておくと歯を支える組織まで壊し、歯が抜け落ちてしまいます。さらに、歯周病を引き起こす細菌が増えると血液や呼吸器内に入り込み、糖尿病や脳梗塞、心筋梗塞、早産・低出生体重児などを引き起こします。
心身の健康を守るためにも、ご自身のお口の状態をチェックできる歯周病検診を受診してください。

歯周病検診の対象者の年齢が拡大します!
無料で歯周病検診を受けるチャンス!
近年、若い方が歯周病になる割合が増えてきていることが課題になっています。
国にはお口の健康を守るための法律があり、その中で生涯を通して歯科健診を行うことをすすめています。
本市では、歯周病検診の対象者を40・50・60・70歳としていましたが、今年度から20・30歳へ拡大することになりました。若いうちから切れ目なくお口の健康を守っていくための取組を、本市でもすすめていきます。対象者はこの機会に歯周病検診をご利用ください。

【今年度の対象者】
※対象者には個別に通知します。
令和8年4月1日時点で、20歳、30歳、40歳、50歳、60歳、70歳の人。
【受診期間】
7月1日(火)~12月26日(金)
【ところ】
市内の登録歯科医院 ※事前予約が必要です。
【費用】
無料
お問合せ
健康増進課 健診係(和楽1階)📞23-7022