そのほかのお知らせ

偶蹄類を飼養されている皆さんへ[注意喚起]

韓国で4年ぶりに口蹄疫が発生しました!!!

 口蹄疫とは口蹄疫ウイルスによる急性熱性伝染病で、国際的に最重要家畜伝染病とされており、偶蹄類動物に感染します。
 発病動物には口の周囲、舌、蹄部に水疱が形成され、食欲不振、跛行(足をひきずる)といった症状が見られます。致死率は成畜では数%ですが、採食障害や歩行障害により著しく生産性が低下し、畜産経営に壊滅的な打撃を及ぼす伝染病です。

※偶蹄類とは、四肢の指が2本または4本の偶数で、左右対称の哺乳類です。主な種類には牛、豚、いのしし、めん羊、山羊などがあります。

韓国では2023年5月10日に確認され、5月18日までに11件発生し、その感染性の強さがうかがえます。

韓国における口蹄疫の状況( 2023年5月以降)

注:日付はOIE報告の発生日
  ただし、OIE未報告の場合は韓国当局公表日( 疑いまたは確定)とし、件数の後に※マークを記載頭数は当該農場で飼養されている感受性動物数

特定症状

牛:泡沫性流涎・鼻孔のびらん

豚:鼻の上部に水疱形成

 過去国内では2000年と2010年に本病の発生が確認されており、特に2010年4月の宮崎県での発生では牛、豚など約29万頭が本病により殺処分されています。本病の国内への侵入防止対策として、畜産関係者は、海外渡航の自粛や関係者以外の農場への立入禁止等をお願いします。

 偶蹄類を飼養されている皆さんには、海外渡航の際は、畜産関係施設へ近づかない、帰国後すぐの飼養動物への接触を控えるなどの対策をお願いします。
 なお、飼養動物に上記のような症状・異状が認められる場合は、最寄りの動物病院・市・家畜保健衛生所へご連絡ください。

お問合せ

農政課 水田・畜産振興係(本庁舎3階59番窓口)📞22-4659
大分県豊後大野家畜保健衛生所📞0974-22-0179

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