令和5年度の佐伯市の決算がまとまりました。市民の皆さんから納めていただいた税金や、国・県からの補助金などがどのように使われたかをお知らせします。
普通会計
佐伯市では一般会計、情報ネットワーク施設事業特別会計及び飲料水供給事業特別会計で構成。ほかの自治体との比較などのため用いられる会計区分です。
決算のポイント
歳入は前年度比2.8%増
市税が増加し、財政調整基金などの取崩しを行ったことにより、自主財源は12億1,033万円増収となりました。
地方交付税は2億7,130万円減少しましたが、国県支出金が5億7,718万円増加したことにより、依存財源は1億1,910万円増収となりました。
歳入全体では13億2,943万円の増収となりました。
歳出は前年度比2.5%増
義務的経費は人件費、扶助費、公債費がそれぞれ増加し、9億9,962万円の増額となりました。
投資的経費は災害復旧事業費が減少したものの、普通建設事業費の増加により、7億3,164万円の増額となりました。
歳出全体では、11億4,584万円の増額となりました。
財政の指標
経常収支比率とは …
市税や地方交付税などの使い道を決められていない歳入が、義務的経費(人件費・扶助費・公債費)など経常的な支出にどのくらい使われたかを表す比率。
この数値が低いほど、財政にゆとりがあります。
将来負担比率とは …
借入金の残高など、自治体が将来負担する必要がある実質的な負債額が、その自治体の財政の大きさに占める割合を示したもの。この数値が低いほど将来的に財政が圧迫されにくいといえます。
実質公債費比率とは …
自治体の実質的な借金が財政規模に占める割合。25%を超えると早期の健全化を求められます。
目的別歳出金額と主な事業
■議会費•••••2億7,492万円
■総務費•••••73億9,11 0万円
●ふるさとさいき応援寄附金事業
■民生費•••••151億6,167万円
●生活保護扶助事業
●障害福祉サービス費等給付事業
●私立保育所等運営事業
■衛生費•••••35億46万円
●さいきっ子医療費助成事業
■労働費•••••1,540万円
■農林水産業費•••••37億8,677万円
●漁協水産物加工処理施設整備事業
●入津湾漁場環境改善事業
■商工費•••••17億440万円
●地域消費喚起プレミアム商品券発行事業
■土木費•••••34億2,199万円
●道路新設改良単独事業
■消防費•••••16億7,033万円
●消防通信システム共同整備事業
■教育費•••••28億2,241万円
●市史編さん事業
●市史編さん事業
■災害復旧費•••••3億3,431万円
■公債費•••••69億4,712万円
■諸支出金•••••4,364万円
基金(預金)の残高
市債(市の借金)の残高
会計別決算収支の状況
企業会計の決算状況
収益的収入・支出(消費税及び地方消費税抜き)
水道事業会計
下水道事業会計
お問合せ
普通会計・特別会計決算について:財政課 財政係(本庁舎5階85番窓口)
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