令和4年度の佐伯市の決算がまとまりました。市民の皆さんから納めていただいた税金や、国・県からの補助金などがどのように使われたかをお知らせします。
普通会計
佐伯市では一般会計、情報ネットワーク施設事業特別会計及び飲料水供給事業特別会計で構成。他の自治体との比較などのため用いられる会計区分です。
決算のポイント
歳入は前年度比3.2%減
市税が増加し、財政調整基金などの取崩しを行ったことにより、自主財源は11億2,426万円増収となりました。
地方交付税は2億7,259万円減少し、コロナ関連の交付金などの国庫・県支出金も減少したことにより、依存財源は26億9,872万円減収となりました。
歳入全体では15億7,446万円の減収となりました。
歳出は前年度比3.3%減
義務的経費は人件費、扶助費、公債費がそれぞれ減少し、16億8,447万円の減額となりました。
投資的経費は台風14号に係る災害復旧事業費が増加したものの、普通建設事業費の減額により、5億8,792万円の減額となりました。
歳出全体では、15億7,127万円の減額となりました。
財政の指標
※経常収支比率とは …
市税や地方交付税などの使い道を決められていない
歳入が、義務的経費(人件費・扶助費・公債費)など経常的な支出にどのくらい使われたかを表す比率。
この数値が低いほど、財政にゆとりがあります。
※将来負担比率とは …
借入金の残高など、自治体が将来負担する必要がある実質的な負債額が、その自治体の財政の大きさに占める割合を示したもの。この数値が低いほど将来的に財政が圧迫されにくいといえます。
※実質公債費比率とは …
自治体の実質的な借金が財政規模に占める割合。25%を超えると早期の健全化を求められます。
目的別歳出金額と主な事業
■議会費•••••2億8,181万円
■総務費•••••70億8,258万円
●ふるさとさいき応援寄附金事業
■民生費•••••144億2,241万円
●生活保護扶助事業
●障害福祉サービス費等給付事業
●私立保育所等運営事業
■衛生費•••••36億7,449万円
●さいきっ子医療費助成事業
■労働費•••••1,415万円
■農林水産業費•••••31億424万円
●漁協水産物加工処理施設整備事業
●長田地区水産生産基盤整備事業
■商工費•••••19億2,566万円
●地域消費喚起プレミアム商品券発行事業
■土木費•••••37億4,934万円
●女島橋架替事業
■消防費•••••14億3,499万円
●消防機庫建設事業
■教育費•••••27億8,816万円
●佐伯文化会館解体事業
●公民館施設耐震化事業
■災害復旧費•••••6億6,133万円
■公債費•••••67億4,194万円
■諸支出金•••••4,759万円
基本(預金)の残高
市債(市の借金)の残高
会計別決算収支の状況
企業会計の決算状況
水道事業会計
下水道事業会計
お問合せ
普通会計・特別会計決算について:財政課 財政係 (本庁舎5階85番窓口)
📞22-4592
水道・下水道事業会計について:営業課 庶務係 (本庁舎3階52番窓口)
📞22-4160