つくるひとびと

チョークアート

弥生地区
チョークアートアーティスト
JCA公認サインライター/インストラクター

河合 愛さん/
ペンネームえふみさん

チョークアート

黒板など黒いボードにチョークで描くアート。手描きならではのあたたかみのある風合いが魅力で、カフェやレストランのメニューボードなどでよく使われます。2015年に設立されたchalkart CHOCOTTOは大分県初のチョークアートアトリエです。

チョークアートの魅力を多くの人に伝えたい

 元国語教師の河合愛さんがチョークアートを始めたきっかけは、偶然手に取った“はじめてのチョークアート”という一冊の本。「黒い空間に色鮮やかな命が吹き込まれていく過程、エネルギーあふれる作品に一目で魅了されました。まさに指先の魔法です。一時期、体調を崩してつらい時期が続いたんですが、その時もどれだけ元気をもらったか」。
 独学後、運命の一冊の著者である栗田貴子※1さんに師事し、紆余曲折を経てJCA※2公認資格を取得。現在は作品制作に加え、レッスン、イベント、小・中・高校での講義など、チョークアートの魅力を伝えるために精力的に活動しています。

アートを通じてまちと人を元気に

 昨年、弥生のまちの美しさ、人の温かさを次世代につなぐことを目的とした「chalkart CHOCOLAT」を結成。弥生の魅力をチョークアートで描くワークショップを6回開催、3月2日(日)にはその集大成となる展覧会を開催。「目標はアート、人、地域のつなぎ役になること。年齢・立場に関係なく、だれもが気軽にアートに親しめる場を提供し、夢を見つけたり、未来につながる“何か”に気づくお手伝いができたらうれしいですね」。河合さんの活動を通じて、佐伯にたくさんの夢が芽吹こうとしています。

※1 日本初のプロチョークアーティスト
※2 日本チョークアート協会

▲お店の看板や雑誌の表紙などチョークアートとデジタルを融合させた作品も多数。体験レッスンは要予約。

▲3月2日(日)に弥生地区公民館で展覧会を開催。チョークアートをプリントした洋服のファッションショー、プチ体験など。

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