つくるひとびと

キウイフルーツ

弥生細田地区

株式会社 想季

キウイフルーツ

甘味と酸味の絶妙なバランスが楽しめるキウイフルーツは、ビタミンCやE、ミネラルなどを豊富に含み、美容や健康を気づかう人にも人気の果物です。輸入品が多いため1年中楽しめますが、国産品の旬は10月~4月頃(品種によって異なる)。この時期はより新鮮でみずみずしいおいしさが楽しめます。

多くの支援を受け、異業種から農業参入に挑戦

 「株式会社 想季」は令和3年、キウイフルーツ栽培のために設立された農業法人です。大分市で建設業を営む社長が「これから先のことを考えたとき、農業分野にも力を注いでいきたい」と一念発起。農地を探す中で、佐伯市の熱意や農業未経験者への手厚いサポートに背中を押され、佐伯市での就農を決めました。
 「知識も経験もゼロからのスタートでしたが、市の担当者をはじめ、県の南部振興局やJAの職員、地域の皆さんが親身になって相談に乗ってくれました。初年度に台風被害を受けた際は社員も総出で復旧に協力してくれて。多くの支えに感謝しています」そう話すのは同社の取締役である羽田湧磨さん。栽培技術に関しては、月1回開催される「キウイ講座」で学びながら少しずつ知識を深めていったと言います。

佐伯を「キウイフルーツ」で盛り上げたい

 就農4年目を迎える現在は、羽田さんとほ場責任者の馬場輝男さんに大分県農業大学校の卒業生が加わり、全員で日々の管理作業や収穫を行っています。
 「10月に初収穫を迎えることができ、皆で喜び合いました。私たちががんばることで佐伯市をキウイのまち、大分県をキウイ栽培が盛んな県にできたらと思っています」。
 将来的には2haの畑を10haまで拡大したいという羽田さん。作業の効率化、収量アップのために機械化を進めるなど工夫を重ねながら、企業としても持続可能な農業の実現を目指しています。

▲想季が栽培している品種は、最もポピュラーなグリーンキウイ「ヘイワード」。甘味と酸味のバランスが秀逸で、後味はさっぱり爽やか。幅広い層に親しまれています。

▲現在の収量は年間2~3tほど。剪定の仕方や蔓の這わせ方、病害防除、棚の高さ・間隔などを試行錯誤しながら収量アップを目指しています。

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